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韓国映画 「マラソン」 あらすじ&感想

     【製作】2005年

     【出演】チョ・スンウ
          キム・ミスク
          イ・ギヨン

     【監督】チョン・ユンチョル

     【脚本】ユン・ジノ
          ソン・イェジン
          チョン・ユンチョル




【あらすじ】

自閉症の障害を持ち、5歳児並みの知能しかない19歳のチョウォン(チョ・スンウ)は、”走り”の才能だけはピカイチ。

母親のキョンスク(キム・ミスク)はチョウォンから目が離せず、息子より1日だけ長生きしたいと願っている。

自分の脚を”100万ドルの脚”と思い込み、その期待にこたえるように記録を伸ばし始めたチョウォンは、 ハーフマラソンで3位入賞をする。

その結果、マスコミの取材で母親は、フルマラソンを3時間以内に走るという”サブスリー”というものを知り、 そこに目標を置くようになる。

何とか長所を伸ばしたいキョンスクは、かつての有名ランナーで、今は飲んだくれの チョンウク(イ・ギヨン)にコーチを依頼し、42.195キロのフルマラソン参加に向けトレーニングを開始した。

だが、チョンウクは母親にしつこく頼まれ、仕方なく引き受けたのでやる気がなく、 自分はベンチに寝転んでチョウォンをただひたすらグランドを走らせるだけだった。

そんなチョンウクだったが、チョウォンと接するうちに変わっていく。

母親はしだいにコーチに嫉妬するようになり、チョウォンを連れまわしたことを責めて、コーチを解雇してしまう。

その一方では、母親はチョウォンにのめり込むあまり、もう1人の息子である次男のチュンウォンと夫の家族の関係が空回りし始める。

そんなある日、チョウォンが走ることが好きだからマラソンをやらせてるつもりでいた母親だったが、それが自分のエゴだったことに気づき、 「チョウォンを二度と走らせない。」と言い出す。

しかし、チョウォンは1人でフルマラソンの大会へと向かうのだった・・・・。


【感想】  評価★★★★★

実話を基に作られ、韓国では記録的なヒットとなった作品です[ぴかぴか(新しい)]

母親は、とてもチョウォンに熱心で、チョウォンのために自分の人生を捧げているような生き方をしています。

なので、母親の夢は”チョウォンより1日でも長く生きる”こと。

そして、自閉症を抱えるチョウォンの好きなものはシマウマ、チョコパイ、ジャージャー麺、そして走ること。

走ることは、母親のキョンスクが息子に何かひとつでも熱中するものを与えようと始めたことでした。

この作品は、序盤ですぐに伏線が張られているので、うっかりしててはダメです[exclamation]

っていう私はうっかりしていて、序盤のことはすっかり忘れていました[ふらふら]

DVDで観たので、観直すことが出来たから良かったですけど、これから観る方は気をつけてください(笑)

その伏線は、心に響きました。

『だからチョウォンは、マラソンをやっていたのね・・・[ふらふら]』みたいな・・・。

”母親だから子供の気持ちは分かっている”つもりでいた母親は、目からウロコが落ちることになり、 それまでに溜まっていたストレスと、急激なストレスが合わさって倒れてしまいます・・・[ふらふら]

そんな母と子の物語なんですが、その他に、障害者を兄に持つ弟、福祉関係者、障害者に対する客観的な反応もリアルに描かれています。

しかし、決して重苦しい作品にはなって無く、チョウォンはオナラをブーブーしたり、コーチの言う事やる事をマネしたりする、コミカルなシーンが多いので面白いです[わーい(嬉しい顔)]

そして、ウルっとくるシーンが所々あるので、心が揺さぶられる絶妙な構成になっています。

チョウォンの弟は、「天国の階段」でクォン・サンウの子供時代を演じたペク・ソンヒョンでした。

弟チュンウォンは母親に不満を持ち、兄のチョウォンのことも相手にしません。

父親は家を出て行ってしまいます・・・[ふらふら]

でも、そんな家族が、母親が変われば変わるのです。

そして、飲んだくれでやる気のなかったコーチの変化も描かれているのですが、 コーチ自身やる気がなかったのを母親が無理やり頼み込んだということもあって、最初は何の指導せずに、 ひどい時はグランドを100周走らせたりします[たらーっ(汗)]

しかし、言うことは的を得ているので、母親に「自分が子供を必要としてるんだ。」など苦言をする、 いいスパイス的な存在になっているし、チョウォンとのコミカルなシーンがあるので面白いですよ[わーい(嬉しい顔)]

ラストの方で、フォレスト・ガンプ風になるシーンがありました(笑)
ガンプも走るのが得意でしたもんね[ひらめき]

私は、字幕と吹き替えの両方を観ましたが、本来は字幕の方が好きなんですが、 チョウォン役の声優さんが上手く役に合っていたので、吹き替えの方が良かったです。

”マラソン”っていうだけで、つまらないイメージを抱きがちですが、そうなっていないのがこの作品のいい所だと思います[わーい(嬉しい顔)]

構成&演出が上手く、とてもドラマチックに作られている、いい映画でした[ぴかぴか(新しい)]


【音楽】  評価★★★★★

音楽を効果的によく使っていて、全体的にとてもいい感じです[ぴかぴか(新しい)]





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ブログ開設日2010.6.10

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